私たちは
何も知らない
自惚れたらあかん
老師のお話を聞いていると
自分までわかった気がして
何か特別なことを
自分は気づいたんではないか!?
そんな気持ちが
ふつふつと湧いていたころ
老師に会いにいった。
頭でっかちに
なっている私を
見透かしたかのように・・・
老師:
分かったつもりになって
偉そうになったらあかんで。
頭(思考)なんて安もんや!
入れただけでは
なんの役にもたたん!
私:
ドキッ!・・・・(;゚ エ ゚)
老師:
知ったからといってそれが
ものになったわけやないんやで
よくお坊さんが
ちょっと修行しただけで
分かったふりして檀家さんに
偉そうなことを言ってるが
そんなもん安もんや!
私:
修行した
お坊さんでもそんなもん?
老師:
そうや!
経典読んで、記憶して
少し荒行したくらいで
何を偉そうにするか!!!
私:
神さん、仏さんはな
信じたら救われる✨
そう言うたんや!
なのに
できの悪いお坊さんに限って
「あんたの修行が足りん!?」
とか言いよる!
そんなもん信じたらあかん。
何も理解しおらん。
老師はかなり厳しい口調で
言われた。
老師:
あるお寺のお坊さんがな
檀家さんたちに
「あなたたちは、
昼間の日想観もできない
それは修業が足りないからや」
と言うたんや!
そしたら
そのお坊さんが
その後、失明してしまった!
神さんが、
「間違ったことを
言ってはいけないよ」って!
身をもって示したんや!
だから
少し知った程度で
自惚れたらあかん!
私たちは、
この宇宙のこと何も知らない
小さな存在や
他力に
生かされていることを忘れて
特別な修行したからといって
決して偉そうになったあかんで!
知ったつもりでも
私たちは何も知らない
自惚れたらあかん!
私:
はっはい!!!
いつも物腰の
柔らかい老師が
少し怖く感じた!
それくらい、
真理の道を歩む上で
自惚れというものが
どれほど恐ろしいものか!
ということを
伝えたかったのかもしれない。
私たちは、
どうしてこうもすぐ
自惚れてしまうのか?
あっ!自分のことを
言っていますw(;’∀’)
自惚れは、
地獄への直行便!
だということを決して
忘れてはいけませんね。
感謝
感謝
感謝
続く・・・