> ここあるさん自己紹介

うつ病からの奇跡の復活 

与えるものが受け取るもの

シンプルな宇宙の法則

 

 

God bless you✨

 

 

20代中半、

ある企業で営業の仕事を始めました。

数十人しかいないに会社でしたが

業績優秀な会社でとてもやり甲斐を

感じていました。

自分の向いていたのか

入社してすぐに業績も上がり,

今までの自分でも信じられないほどの

良い成果と収入を手にするように

なっていました。

 

そして、さらなる高い目標を掲げて

日々努力を続けていき、

良き仲間たち、会社、お客様とのご縁、

すべてが奇跡のように

うまく流れいました。

勤めはじめて2年半ほど

たったころでしょうか?

業績は順調に伸びてはいたのですが

少し自分では伸び悩みを

感じていたころ・・・

 

ある日、同僚の営業仲間に

ありもしないよからぬ

噂を広められたんです。

おそらく私への嫉妬!?

確かに嫉妬されるほどの

成果を上げていたのも確か!?

自分では気づかについに

うぬぼれた気持ちや

驕りがあったかもしれません。

周りに不快な思いをさせていたのかも

しれませんが・・・

 

その噂が上層部の耳に入り

ある日突然、全社員の前で

間接的に注意を受けました。

間接的にと行っても

名指ししているように・・・

みんなには私のことだと

完全にわかるように・・・

 

身に覚えのないことで

ありもしないことなのに

私に確かめることもせず

周りの社員たちに聞いたり

ちゃんを調べることもなく

ある日突然!

社員全員の前で注意を受ける!

私は、ショックで一瞬に

頭が真っ白になってしまいまい、

ふと周りを見ると

私と目線の合わそうとしない・・・

その雰囲気に耐えきれないで

隣の部屋へ逃げました。

 

同僚の一人が

「事実ではないし、

ちゃんと話した方が

いいんじゃないの、

やってないことだし、

~さんは全く悪くない!」

そう言ってくれましたが、

私には、

解雇通知を渡されたような気持で、

その言葉が入ってきません。

 

その日は仕事は早退して家に帰り

一人落ち込んでいました。

仲間や会社を信頼しきっていました。

心底から

良い人たちに巡り合い

なんて幸運なことだろうと

毎日感謝する日々だっただけに・・・

それだけ純粋にかかわっていた分

私には衝撃的なもので

強烈な精神的打撃うけてしまいました。

次の日

会社に行こうと朝起きると

あれっ!身体が動かない!?

「あ~どうしよう・・・」

気持ちと身体が

分離してしまったようで・・・

仕方なく会社に電話して

休むことにしました。

その次の日も次の日も

身体が動かない・・・

 

休んでいる間も

心は休まることなく

マインドがずっと

じゃべり続けている状態

夜もちゃんと眠れず

どんどん奥深くに落ちていきます。

 

仕事の内容から

とてもパワフルなモチベーションを

必要とする仕事だっただけに

このまま続けていくことは

難しいかも・・・

 

そして、

もうダメだ・・・・と思い。

会社やめることにしました。

大好きな仕事だったんで

やめる時はとてもとても

悲しい思うでいっぱいで

言葉に表せない憤りを感じました。

会社を辞めてからも

完全に落ち込んだ状態で

お酒で紛らわす日々が続き

それでも、うるさいマインドは

話つづけます。

「あつがあんな嘘を広めなかったら

こんなことにならなかったのに・・・」

「どれだけ会社に

貢献したと思ってるんや!?」

「自分は間違ったことをしていないのに

誰も助けてくれなかった・・・

人間なんていざとなると

白状なもんや・・」

そんなネガティブなマインドの声

自分を襲い掛かってくる日が

続いていいきます。

そして、気が付くと・・・・

もうそこには今までの自分はなく

完全にふさぎこんだ自分が・・・

孤独で苦しさしか感じられなく

人に会うこと、話すことも

日に日にできなくなっていきました。

 

そして今度はひたすら

自分の責める日々になり

生きる気力を失っていきます。

「全部自分が悪いんだ・・・」

「自分がもっと謙虚になっていれば

こんなことにならなかったはず・・・」

「きっと過去にやったことが

天罰が下ったんだ・・・」

永遠とそんな言葉がマインドから

溢れてきます。

何とか少しでも元気を

取り戻さないと・・・と

毎日、近くのレンタルビデオ店で

好きな映画を借りてきて

「この映画は元気が出るかな」

「これは好きな俳優さんだ・・・」

「これ感動したよな・・」

と見れるだけのビデオ見て

自分を取り戻そうとしました。

しかし、まったく効果もなく

症状はどんどん悪くなるばかり・・・

 

そして、

「こんな自分なんて

生きててもしょうがないな・・・」

そんな言葉が毎日毎日聞こえれて来て

「もう生きてても仕方ないな・・・」

と自殺願望を持つように

なっていきます。

実はその時、

以前に知り合った東洋医学に精通した

先生に教えてもらっていた

ある仏教宗派の瞑想法

(秘伝で一般には知られていません)

をやっていたので

それを続ければよくなるんじゃないかと

毎日実践しいました。

一本のロウソクを見てやる

瞑想法だったんですが

ある日の瞑想中!

ロウソクの炎がどんどん大きくなり

私の身体を包んでしまい

光の中に包まれてしまう

体験をしました。

今までも何度か違う形で

そういった不思議な体験は

あったんですが

とても不思議な感覚になり

それを求めて

瞑想するようになっていきました。

実は、これがとっても危ないんです。

囚われた心で瞑想する・・

こういった瞑想法は本物指導者なしに

絶対にやらないでください。

マネをしないでください。

夜の瞑想を終えて布団に入り

寝静まるころ・・・

低音が響く声が聞こえてきます。

「あれっ!なんかの錯覚かな?」と

もう一度、寝ようとすると

今度ははっきりと

低い声のお経のようなものが

聞こえてくるんです!

私にしか聞こえていないそのお経に

私は飛び起きました!

そして、どこからくるとも思えない

恐怖があふれ出し怖くて怖くて

寝ることができなくなりました。

 

鬱の症状がさらに悪化しだしたのは

そのあとです。

 

深い瞑想に入ってしまい潜在意識の

パンドラの箱を開けてしまったのだと

思います。

人によると、同じ状態になると

精神異常をきたす人もいます。

皆さもお気をつけください。

瞑想をやる場合は、必ず自己流ではなく

悟りし方から学ばれることを

おすすめします。

 

それまでは、

躁鬱状態だったのが

ずっと鬱状態のまま

時間が流れていき

「毎日もう死にたい・・・」

それしか思うことがなくなっていきます。

でも、死ぬ勇気もない・・・

 

もう右も左も上も下も

どこもかしこも真っ暗闇・・・

生きている心地など何もなく

いつまでこんなことが

続いていくのだろうか・・・

そんなことを思いながら

季節は冬を迎えようとしていました。

陽が出ている時間帯には

外に出ることができなくなり

夜中、誰も歩いていない時間帯に

川沿いにある大きな公園で

一人、天に向かって

話しかけていました。

「神さま、どうしてこんなに

苦しいのでしょうか!?」

「私が何をしたというのでしょうか?!」

「もう生きていても仕方ない、

でも、自分では死ぬ勇気がない、

どうか神さまこの命を終わらせて

ください・・・・」

そんなことを毎日毎日

繰り返すよえるようになっていました。

そんな苦しい日々が当たり前になり

もうそろそろ限界に近づいていたころ・・・

 

夜中に一人で家をでると

家の前にある自動販売の横で

一人のホームレスらしき人が

立っています。

時期は真冬!

寒さを耐え忍ぶように

自動販売機に横たわるように

立っています。

 

私は、その前を一度通り過ぎました。

「こんなところにホームレスが

いるなんて珍しいな・・・」

駅からかなり離れた住宅街だったので

ホームレスなんて見たこと

ありませんでした。

 

そんなことを思いながら

いつもの道を歩いていく中・・・

ふとっ!頭に一つのことがよぎり

家にすぐに帰りました。

家に帰ると頭で考える間もなく

私は、お結びを握っていました!

そして、小銭を握りしめ

そのホームレスのところへ・・・

 

「これ!良かったら食べて下さい」

ホームレスは、顔をあげません!?

「これ食べてください」

こちらを向こうともせず

首を横に振るだけで何も話しません。

そして私はその方の手を取り

ラップで包んだ2個の暖かいお結びを

その手に渡しました。

「寒いからこれ食べてください。

これで自動販売機で温かい飲み物を・・・」

と小銭を渡して立ち去ろとしたとき・・・

 

その方が顔を上げこちらを見た瞬間!

その方の目が「ピカッ✨」と

光を放ったように見えました!

私は、ハッ!となり

頭の中が真っ白!

その方は、また下を向き

ひたすら私に何度も何度も

言葉を発することなく

頭を下げてくれます。

 

その光に少し放心状態のような

私は・・「じゃ・・・」と

また夜中の徘徊に行きました。

その日は、

何故かいつもを違う感じで

すぐに家へ戻りました。

 

そこから数日たったころ・・・

急に老師に会いたくなりお電話し

「すぐにでもいい」とのお返事に甘えて

その日の午後に老師に

お会いしに行きました。

 

老師は、私の姿を見て

何か感じられたのでしょうか・・・

 

老師:

生きてたらしんどいことは

たくさんある!

今の世はなんかおかしくなってしもて、

死にたいと思っている人ばかりや・・・

なんのために生きてるのか?

わからん人ばかりや・・・

 

私:

「・・・・(-_-)」

 

老師:

苦しくて、

死にたいんやったら死んでもええ!

でもな、そのまま死んでもまた

同じようなところへいく・・・

 

その言葉を聞いて

私のこれ以上

涙が出ることはないんじゃないか

というほど涙が溢れてきました。

老師:

なにも知らんかった、なにも分かって

なかったと思い・・・

ゼロからまた始めたらえんやで!

成功しないとあかんとか!

お金持ちにならないあかん!

幸せにならないと・・・

そんなこと考えんでもええや!

生き甲斐をもっていれば

それでいいや!

これからそれを見つければいい!

 

老師からこれ以上

愛深く言えないような

暖かく包み込むようなことな

その言葉をいただき、

いつの間にかあふれ出ていた

涙は収まっていました。

 

その日は

あまり多くのことを話さず

帰り際に

 

老師:

いろいろあるけど頑張りや・・・

またおいで・・・

と老師のやさしさ溢れる笑顔を

最後に家路につきました。

 

老師とお会いしたその日

またいつものように夜中に

いつもの川沿いの公園に向かいました。

冬の夜空にシリウスが輝いていて

誰もいない公園でその美しさを

無心に眺めていました。

 

宇宙はいつも何も答えてくれません。

「無音・・・静寂・・」

しかし、

何かそこに大きな大きな

存在があるのだと感じます。

しばら星空を見上げていると

内側から・・・

「もう一度やり直おせばいいんや、

 それでいいんじゃないか・・・」

と、誰かに言われたような気がし

また無性に涙が溢れてきました😢

溢れる涙もそのままに

「そうやな、老師の言われた通り

なにも知らんかった、

なにも分かってなかった

このままの自分でいい・・・」

心底そう思えた瞬間でした。

私は、鬱から立ち直る転換点を

やっとやっと迎えました😢

 

私は、その日から数日後、

仕事の職種なんてなんでもいい!

とにかく働こう!と

深夜の運送会社の積み込み作業の

バイトをはじめます。

当然、長い間何もしてない自分が

そんなハードなことをして続くわけもなく

1週間で5kg痩せてしまい

その仕事は断念しました。

 

そして、

できることはなんでも・・・と

次から次へとバイトをしていくようになり、

そんな中、ある企業との良きご縁があり

今の妻と出逢うことができました。

そこから、

人生の流れが大きく変わっていきます。

実はそこからも

いろいろありましたが・・・(^_^;)

ある時、

お釈迦様の托鉢の話をききました。

お釈迦様は弟子たちに、

「いいかい、托鉢に行くときは

お金があるお家へ行くんじゃないよ

貧しい人たちから

食べ物をいただいてきなさい」

「お師匠様、言い間違えられたんですか?

たくさんある、豊かな方から

いただくんではないんですか・・・」

「いいや違う!貧しい人たちからだ!」

「えっ!それはどうしてですか!」

「貧しい人たちは、その苦しさのせいで

”与える”という

気持ちを忘れている!

托鉢は、その方々から与えるという

気持ちを引き出してあげるのが目的だ!

だから、そういう方々の

ところへいってきなさい・・・」

今、振り返ってみるとあの時の

ホームレスがどう考えてもの日本人じゃなく

インド系の人に思えています。

あの日以来、

そのホームレスがどこかにいないかと

ちらほら探しましたが

どこにもいません。

 

あの方は、

ホームレスの姿を変えた天使が

私を救いに来たんじゃないかと

直観的に思いました!

 

鬱で限界に来ていた私から

与えるという

愛を引き出すために

現れた天使ではなかったのか・・・

そう思えてなりません。

 

鬱の時は、

自分のことばかりに意識が向き

周りが何にも見えていない。

見えていないどころか、

小さな箱の中から出ることを

拒み続けていただけに思えます。

 

求める心ばかりを

「なんでみんな理解してくれない!」

「分かってくれないんだ!」

そんな自分勝手な思いばかりで

与える力を置き去りにしていたように

感じます。

 

この鬱の体験は、

私に人生に大きな気づきを

与えてくれました。

与えるものが受け取るもの✨

 

そんなシンプルな宇宙の法則

教えてくれました。

 

私は、あのホームレスの方は

天使(神さま)だと思っています。

そして、

老師も同じよいうに

すべての智慧意を無償で与えくれ

利害関係もない、

血縁でもなんでもない私を

我が孫のように愛深くいつも

接していただきました。

老師も私にとって

天使(神さま)です。

 

そして何よりも大事なことを

教えていただきました。

それは・・・

 

今あるものに感謝✨

 

これをご覧になられた

皆さまにも

良きご縁がございますように✨

 

老師の教え⑥